2022年に再び甲子園球場を訪れた状況をご紹介するブログを作りました。

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阪神電車・に乗って、車椅子でプロ野球観戦 


甲子園球場・大阪ドームでプロ野球を観戦しました

車椅子電車評論家

アシトド松井

阪神電車・甲子園駅でエレベータ設置工事が行われていました

阪神電車・甲子園駅で大規模な駅改良工事が行われており、神戸側のホーム端にエレベータが設置され、駅員さんのお話によると、駅工事終了をまたず先行使用がなされるそうです。工事中の駅舎、エレベータの写真が撮影できましたので、ご紹介します。
(2013年10月撮影)
駅舎を含め全面改良工事が行われている阪神・甲子園駅
(2013年10月撮影)
著者が訪れた時点ではまだ、エレベータは工事中でした。
(2013年10月撮影)
阪神・甲子園駅を車椅子で利用する。


車椅子で阪神電車に乗ってプロ野球観戦にいきました。第二部は甲子園球場です。「アシカなくてもトドまらず」シリーズは車いすでのアクセスが可能であれば、多方面から行ってみようというスタンスでやっていますので、著者のすむ地域からは遠回りになりますが、JR大阪駅から地下鉄・梅田駅へ向かい、地下鉄御堂筋線で難波へそして阪神・大阪難波駅から甲子園駅に電車で移動しました。車イスでの遥かなる甲子園への道?を画面上ではございますがご一緒にお楽しみいたたければ幸いです。


第二部 車椅子で電車に乗って甲子園に行きプロ野球を観戦しました

この記事は平成21年甲子園を著者が訪れた時点での状況で記載しています。

今回は梅田駅から地下鉄御堂筋線で難波(ミナミと呼ばれる大阪南部の繁華街がある)に向かいます。

まずは地下鉄・梅田駅のエレベーターをチェック

地下鉄・難波駅のエレベーターと車椅子対応の幅の広い自動改札機。難波は著者の常時の行動範囲からは外れた地域なので、地下ではいつも迷ってしまいます。

難波の地下街で介助者の方とティータイム。
(平成21年撮影)

阪神なんば線の難波駅へと向かいます。

難波駅は近鉄と阪神が接続する駅になりました。正式には大阪難波駅なの?

地下街から大阪難波駅コンコース階へのエレベーター
(平成21年撮影)

大阪難波駅から阪神なんば線の電車に乗って阪神・甲子園駅に向かいます。

近鉄と阪神の大阪難波駅の共用改札口

大阪難波駅コンコース階(改札口のあるフロアー)改札口内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。エレベーターを降りてやってきたのは阪神線に乗り入れる近鉄の車両でした。

車イス用渡し板を設置してもらって車内の車いすスペースへ、でも窓が無く外の景色が見えないといやな私はすぐに反対側へ。

地下を走っていた列車は西九条駅あたりから地上の高架の路線へ当然ながら阪神電車の車両が増えてきました。

この記事は平成21年に著者が訪れた時点での状況で記載しています。

阪神・甲子園駅に到着、エスカレーターを逆回転してもらって地上へ出ました

甲子園駅は通常は昇りに設定されているエスカレーターが有り、エレベーターはありませんでした。

エスカレーターを逆回転してもらい地上の改札口へ、エスカレーターで車いすに乗るのは嫌という「完全アクセス主義」の仲間はどうしますか?

阪神電車・甲子園駅の改札口を出ました。車いすでの甲子園への道?はあとわずかです。

車いすで甲子園球場に到着しました。

阪神電車・甲子園駅から高速道路の高架をくぐれば甲子園球場に到着します。

予約しておいたチケットをかえて車椅子席への入り口に案内してもらいました。(平成21年内野スタンドへ入場)

入り口からすぐに大型のエレベーターでスタンドの車いす席の階まで案内してもらえ、エレベーター降りたすぐのところに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。これらの設備は試合が開始される前に一般の方が使用することを防ぐため大きな扉で仕切られ、車イス利用者が利用するときは球場の係りの方を呼び出すようになっていました。肢体に障害のないオストメイトだけの仲間の皆さん「私は健常者に見えますけど実はお腹に袋をつけていて、このトイレが必要なのです」とちゃんといえますか?

甲子園球場内のエレベーター

障害者対応設備への扉、使用の際は係りの方にあけてもらいます。

甲子園球場内部の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ
(平成21年使用)

この記事は平成21年に著者が訪れた時点での状況で記載しています。

実は車椅子席以外にも大勢の車椅子利用者が一般座席に介助をへて乗移られて観戦されていました。通路にはそういう仲間の車椅子が多数置かれていました。

このあたりが大阪ドームとは事情が異なるところです。 スロープ通路で甲子園球場内野車椅子席に到着です。

甲子園球場の内野スタンド車椅子席にたどり着きました

 

別に地区予選を勝ち抜いて甲子園のグランドに立ったわけでもないのですが、車椅子利用者が電車に乗って野球観戦に行けるようになれるような街になるまでは、多くの仲間たちの苦難の戦いの連続でした。だからこれはこれで「甲子園へのはるかなる道」と呼びたいと思います。

ブーツ オンザ グランドではなく       タイヤ オンザ スタンドです

 

でナイトゲームがはじまってお約束の風船が夜空に舞い上がって。

車椅子で電車を四回も乗り換えてやってきたのに私のひいきチームは負けてしまいました。介助者の1人は相手チームのファンだったので喜んでもらえました。球場をでて阪神電車・甲子園駅への長蛇の列に並んでいると突然豪雨が降ってきて、カッパを準備していたもののいっぱい濡れてしまいました。車イスでの甲子園への道は帰り道もけっこう大変でした。


甲子園・外野スタンドにも車椅子観戦席があるとのことで行ってみました

この記事は平成22年甲子園を著者が訪れた時点での状況で記載しています。

甲子園の外野の観戦席にも行ってきました。ドアの裏側にある隠しエレベーターからスロープ状の通路で車椅子観戦座席(椅子はないのでスペースという方がただしいかもしれません。ただし介助者・同行者のためのパイプ椅子は用意していただきました。)へ案内してもらえました。スタンドへの入り口に冊があったのですが移動の際には警備の方が外して下さいました。車椅子対応トイレはスタンドへのスロープ通路の入り口にあり施錠されていますが、係りの方が声をかけていただき開けてもらうことができました。トイレは車椅子・オストメイト対応フル規格トイレでした。3塁側であったため、車椅子観戦席の上はビジターチームの応援団。そのチームの勝利となったので前はお静か、後ろは大騒ぎになっていました。

著者の体力に余裕があればつづく