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ヘルパーさんがやってきた

家族による介助で何十年、車イスとオストメイトの兼任障害者、とりあえず仕事を失うことなく社会人を続けているから周囲からは自立しているみたいに思われているけれど、入浴は家族介護まかせ。着替えはベットに移れば自力でできるもののこれも時間がかかって大変だから、ついつい家族にてつだってもらう。数年まえから、ヘルパーさんに来てもらうように提案すると、家の中に他人を入れるの嫌、家族が介護しているのになのが不満なのかと言われてそれでおしまい。ところが家族も高齢化、「老老介護」ふうの言葉でいうと高齢者が障害者を介助する「老障介護」、行き詰ることは時間の問題、ようやくヘルパーさんに来てもらうことに決めて、勝手に契約、強引にヘルパーさんに入浴介助を依頼することとなりました。さてここまでの問題点を整理してみましょう。

1 家の中にヘルパーさんが入るのを嫌がるのはなぜか? 

@犯罪行為を行っている場合、たとえば家で大麻を栽培しているとか、拳銃を集めている

A趣味がオタク系で一般の人が理解しがたいコレクションが部屋に満ち溢れている

B部屋が散らかっていて人に見られたくない

Cヘルパーさんが「家政婦は見た」に出てくる方みたいだったら困る

D旧民法の家長制度考え方で育った年代の方が障害者は家族が介護するのが当たり前という概念に縛られて、行政や介護業者の助けや福祉制度を利用するのを家の恥と感じる。

我が家の場合はBとDが理由のようで、Bについてはとりあえず自力でかたづけられる範囲で妥協してもらうことに、そうしないと身体介護のヘルパーさんを来てもらう前に、掃除・整頓のために家事援助のヘルパーさんに来てもらう必要が出てきたりして。

Dについては、年配の方を説得するのは非常に困難、家とか血縁とかが大切で、家族の面倒は家長の責任でみるという、考え方のベース。ここは介護を受ける側(身障者自身)が勝手に契約してヘルパーさんの来る暮らしを始めてしまうしかないように思います。

@の方はヘルパーさんとか他人を家に入れることはお勧めできません。Aの方は同じ趣味のヘルパーさんとめぐり合えれば楽しい被介護生活(介護を受ける側の生活)が送れるかもしれませんけどねぇ・・・? Cみたいな場合でなくても口の軽い方をヘルパーさんにするのは嫌かも。近所のお話好きの方がヘルパーさんで来られた場合は人を変えてもらう勇気ぐらいは、障害者のサバイバル術として身につけられておいたほうが良いかも。

というわけでBとDが原因でヘルパーさんを入れることをためらっていた我が家は出来るだけ自力(といっても身体が不自由だから完璧なことはできませんが)で部屋をかたづけて勝手に被介護生活を家庭内で始めてしまいました。まあ自力でおかたずけは大変ですけど私の場合はリハビリの一環として自身を納得させることとしました。これは人それぞれの障害レベル・生活観などで意見の違いがあって当然だと思うのですが、私の置かれている環境ではヘルパーさんに部屋をかたずけてもらってから身体介護に移ることは難しいことでした。まあ生活を助けに来てもらうヘルパーさんにきてもらうのになぜ来客準備みたいなことをといわれそうですが、「人生いろいろ、社員もいろいろ、介護もいろいろ」ということで、とりあえず入浴介護をうける生活がスタートしました。

初めてヘルパーさんの介助を受けるのですから障害者側も試行錯誤をくりかえして慣れていくしかありません。またヘルパーさんもいかに介護のプロフェッシュナルとはいえ私の介護は初めてなのですから、やはりトライ&エラーを繰り返して覚えていってもらう以外にはないようです。日々完璧をもとめるのではなく、今回よりも次回が少しうまくいったらいいかも、こんな思考でいるのが被介護生活を長く送るのには良いのではと、最近思うのですが

ヘルパーさんと日常的に暮らしてこられた方、なんとか自力でと試行錯誤の毎日の方、皆さんはどのように考えておられますか?